Aqua湯映: 高天原温泉への道その10 ：大東新道～折立

核心部を過ぎると、後はひたすら沢沿いを緩やかに登っていきます。

雨の中、濡れた丸っこい石の上をずっとトントンと渡っていくため、足腰もさることながら動体視力が疲れます。
スピード出すと目が回る（泣）

たまに、何処から越えたらいいか一瞬悩むような大岩もあったり

所々沢からちょっと離れて高巻きも

一見、下まで繋がってないハシゴ。

ここに掛かるワイヤーがほつれていて、ちょっと指先を切ってしまいました。

ようやく薬師沢小屋の吊り橋が目の前に

薬師沢小屋に到着です。

この橋を渡るとホッとします。
あとはもう、来るとき通った道ばかり。
特に嫌な道も無かったはず。

でも、あまり気を抜いちゃいけません（汗）

ここから太郎平小屋までは例のかったるい土留め階段登りです。

相変わらず雨は時折強く降ったり弱くなったりの繰り返しの中、太郎平小屋に到着。

昼飯時間に間に合ったので評判のラーメンで、冷えた身体を温めれば元気回復です。

ラーメン大盛り1,000円也

あまり長時間休んでいると、また身体が冷えちゃうので、雨そぼる中出発。

後はもう、ほぼ下り一辺倒。

しばらく下ると、ようやく雨は上がり晴れ間も見えてきました。

帰りは約9時間半で折立登山口到着。
無事を祝して乾杯！

それにしても標高差約1,000mをほぼノンストップで下り続けたのは初めてです。

すっかり良い天気になり、帰りの車からは、有峰湖の向こうに綺麗な稜線が眺められました。

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