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ということで、5時間近く歩いて辿り着きました。
標高2,100m、日本で4番目に高い所にある温泉施設。白馬鑓温泉小屋。
白馬村(はくばむら)にある白馬岳(しろうまだけ)山腹に建つ白馬鑓(はくばやり)温泉です。
霧の中に佇む光景が幻想的。
↓ 後ろから見るとこんな感じ(山頂から降りてくるときに見える小屋の風景)
小屋の前庭はテントスペースとなっています。
前庭には24時間無料で浸かれる足湯あり。
風呂は24時間入浴可(※19:30~20:30は女性専用)
廃湯もすごい量!
湯は、透明で、白い埃のような湯花が舞い、マイルドな硫黄臭が漂ってます。
昼間はぬるめでちょうど良い感じだったのに、何故か日が暮れると共に段々熱くなってきてました。
源泉温度が高いため加水してるので、その加減を変えてるのでしょうか?
それにしてもここは三斗小屋温泉と違って、風呂はいつでも混んでました。
下手したら町の温泉よりも賑わってるんじゃないでしょうか?
こちらは女性専用内風呂(※19:30~20:30は男性専用)
浴室内には灯りが一切無いので、19:30以降ともなると真っ暗です。
仕方ないのでヘッデンの灯りを頼りに入浴。
洗い場から湯船の湯面までが結構深く、気を付けないと滑ってコケます。
こちらはずっとぬるめでちょうど良かったみたいです。
男湯に比べ、別源泉の湯は白濁気味でした。
(別源泉だそうです。後に湯仲間が教えてくれました。)
小屋の様子はこんな感じ
上左:受付 上右:休憩、自炊、等のスペース
下左:食堂 下右:宿泊部屋(いわゆる蚕部屋)
この日はギリギリ定員以内だったので、布団は一人一組ありました。
鑓温泉の“布団一組”とは、セミダブルサイズの布団(掛け敷の区別無し)が二枚です。
このうち一枚を二つ折りにして敷き布団に使い、もう一枚を掛け布団としての使用でした。
不思議と夜中にイビキが殆ど聞こえてきません。
枕が高くて寝にくいから、とかかな…(汗)
消灯は20:30
↑ 左が夕食、右が朝食。御飯と味噌汁はおかわりオッケー。
特に米と汁物は美味かったです。
小屋の横には大きな雪渓が残っていて、雪渓側の窓を開けると、ヒンヤリした風が入ってきます。
小屋の裏を少し登った所に女湯源泉湧出口があり、ザバザバと流れていました。
露天風呂から見る夜明け。
── DATE ──────────────────────────
◆白馬鑓温泉小屋
住所:長野県北安曇野軍白馬村北城白馬山国有林621
電話:0261-72-2002(白馬館)
時間:
休み:10月上旬~7月中旬(多少の変動あり)
料金:立ち寄り入浴300円 宿泊9,000円(2食付き)
泉質:含硫黄-マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
訪問:11年8月上旬
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