山歩き2時間近くで辿り着ける三斗小屋温泉。
ここには「煙草屋旅館」と「大黒屋旅館」の2軒が並んで建っていて、両方とも日帰り入浴は出来ないので、どちらに泊まろうか随分悩みましたが、深夜でも夜明けでも露天風呂に入れる「煙草屋旅館」を選びました。
(「大黒屋旅館」の方は消灯後は入浴出来ないということなので)
ちなみに「煙草屋」と言っても煙草は売ってません。(大昔は売ってたらしいですが)
そして「煙草屋」と言っても、エントランス以外全館禁煙です。(隣の「大黒屋」は客室に灰皿置いてあるそうですがw)
一応“旅館”なので基本的に相部屋は無し。
ただし、元々は“山小屋”として営業していた所以で、客室の仕切りは襖一枚だったりします。
食事は太鼓の音で案内があり大広間へ集合。ご飯の盛りつけとお茶はセルフサービスです。
夕食は16:30頃と、かなり早め(↑ 写真:左)、朝食は6:30頃(↑ 写真:右)
ご飯はおかわり自由なので、お腹いっぱい食べられます。
さて温泉。
まず内風呂(女性用時間あり)から
無色透明で中性の肌に優しい湯。
三層に分かれていて、手前がぬるめ、真ん中が熱め、最奥の小さい槽は47℃台の激熱。
歩き疲れた体には何気にこの激熱が染み入て心地良かったりします。
こちらは女性専用内風呂。(男性用時間なし)
少し濁っていて、他とはまた源泉が違うそうです。
ここが一番良い湯だとの噂もあるのに入れないのが残念…
混浴露天風呂(女性専用時間あり)へは
専用サンダルに履き替えて、山の上に数十メートルほど歩いて行きます。
消灯後の真っ暗な中の露天風呂を楽しみたいなら、灯りを持参しましょう。
館内のトイレなどは携帯電話の灯り程度でも大丈夫ですが、ここへの道はしっかりしたライトがないと、ちょっと足下怖いと思われます。
湯船は二層に分かれていて、手前が熱めで奥がぬるめ。
内風呂とは別源泉です。
セメント色に濁っていて、やや酸味を感じるキシキシした浴感。
奥の建物が脱衣所です。
(この日の宿泊客30名くらい)
夜明けの露天風呂。
夜中の、満天の星空の下での露天風呂を期待してたのですが、曇り空だったのがちょっと心残りでした。
とはいえ、予想以上の気持ち良いお風呂でした。
← オマケで貰ったオリジナル手拭い
続く・・・。
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◆三斗小屋温泉 煙草屋旅館
住所:栃木県那須塩原市三斗小屋温泉
電話::0287-69-0882(那須塩原案内所)
時間:宿泊利用(日帰り入浴不可)
休み:
料金:8,500円(1泊2食、オリジナル手拭い付き)
泉質:単純温泉(中性低張性高温泉・弱酸性低張性高温泉)
訪問:11年7月初旬
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