高天原温泉への道 その1 : 折立登山口情報

その1 折立登山口情報 ← 今ここ
その2 折立~太郎平小屋

その3 太郎平小屋~薬師沢小屋

その4 薬師沢小屋

その5 薬師沢小屋~雲の平山荘

その6 雲の平山荘~高天原山荘

その7 高天原山荘

その8 高天原温泉 からまつの湯

その9 高天原山荘~大東新道

その10 大東新道~折立

2011年9月上旬、日本一遠いと言われる歩いてしか行けない温泉施設、念願の高天原温泉野天風呂「からまつの湯」に2泊3日の行程で行ってきました。

コース取りは、最もポピュラーとされる(?)雲の平経由で行き、大東新道経由で帰ってくる
山荘までの標準コースタイム 往:13時間5分、復:10時間35分のルート。




【1日目】 ────── 晴れ
折立
↓ 約3時間15分
太郎平小屋(休:約45分)
↓ 約2時間10分
薬師沢小屋

【2日目】 ────── 晴れ
薬師沢小屋
↓ 約3時間15分(休:約25分)
雲の平山荘(休:約10分)
↓ 約1時間50分
高天原峠
↓ 約45分
高天原山荘
(山荘~温泉 往復共20分弱)

【3日目】 ────── 雨のち曇り
高天原山荘
↓ 約45分
高天原峠(休:約10分)
↓ 約3時間35分
薬師沢小屋(休:約15分)
↓ 約1時間55分
太郎平小屋(休:約30分)
↓ 約2時間15分
折立

同行:ガチャぴ~ん氏

※ コースタイムについては、私の他の山歩きの記録や経験値も参考にしてもらえると、大体把握出来るかと思います。(どちらかといえば足は遅めな方です)

さて、山好きが興じて高天原温泉を目指す人にとっては、数ある北アの山歩きの延長でしかないけれど、私のように温泉好きが興じて目指す人にとっては何かと不安の多い事と思います。

今回行くに当たって、事前に検索等してもなかなか答えの見つからなかった情報や、よく間違って紹介されている情報、そして滅多にweb上に登場しない道中等々、いつもより写真多めでお送りしたいと思います。
撮った写真約700枚。取捨選択が大変(汗)


車で折立の登山口へ着けるためには、何処から向かっても必ず有峰有料道路を通らなければなりません。

通行料は入るときのみ1,800円
富山側から入って折立を経由して岐阜側へ出る等、入り口と出口は別でも構いません。
(なので「“往復”1,800円」と紹介されているのは間違いです)

また、この有料道路のゲートが開く時間帯は殆どのところで6:00~20:00と紹介されてますが、これも間違いです。
6:00~20:00の間しか路上に車が走らないように、
つまり入場ゲートは19:20頃には閉まります。
(各ゲートにより多少の誤差はあるかも知れません)
なので、夜ギリギリに折立に着いて、朝一から入山しようとする場合は要注意!
退場は20:00までOK

ちなみに岐阜側はゲート傍に延々とコンビニ等の店が無いですが、富山側ゲートには近くに、立山あるぺん村と併設して大きなセブンイレブンがあるので便利です。

ゲートから折立の駐車場までは30~40分くらい。
富山側から入ると工事片側通行が何ヶ所かあったので、その分時間を取られました。

朝7:00過ぎに駐車場に到着すると、既に9割方埋まってました。
平日でも結構混んでますね。

駐車場に入りきれないときは路駐になるようです。


駐車場向かいにはフラットで広大なキャンプ場


キャンプ場内には水場があります。

 
ただし、「生水は飲めません」の表示付き。 



駐車場目の前のトイレ。

簡易水洗で、まあまあ綺麗です。



駐車場から道路を20mくらい歩いて登山口。

この先にもトイレがあります。



こちらのトイレの方が綺麗でした。

トイレの前には自販機。


自販機の品揃えはこんな感じ。

価格設定は缶物130円、ペットボトル170円でした。

かなり良心的かな。


こちらにも水場があります。






しかし、やっぱり「生水は飲まないで下さい」の表示付き。

昭文社「山と高原の地図」にもちゃんと水場マークとして載っているのに、これはちょっとどうなんでしょ?

事前に飲み水は十分確保することをオススメします。
この後も太郎平小屋まで水場はありません。
折立では携帯電話も通じません(希にアンテナ立つこともあり)

その2へ続く・・・。