蔵王宮城側の麓に位置する、かつては湯治宿として名を馳せた一軒宿だそうです。
いざ着いてみると、立派な新館が増築され、予想以上に規模の大きな施設でした。
フロントは不在で、「ご用の方は内線……」と言う張り紙があるものの、呼べど叫べど誰も出ず。まずはスタッフの捜索から開始です。
館内上階の部屋で掃除中のスタッフをようやく見つけ出すことが出来ましたが、痺れを切らして無断入浴していた人も居たようでした。
湯は薄く濁った感じで、細かい木屑のような湯花が時折舞っています。
温度はぬるめ。
普段ぬるめ好きな私ですが、ここは…なんだろう、浸かっていると何か寂しいような気分になるぬるさで、いまいちのんびり出来ませんでした。
一旦着替えてから、廊下の奥にある露天へ。
こちらは同じようなぬるさの上に、外風に当たるので、一旦入ると寒くて出られず、だからといってぬるくて入っていられずという複雑な心境……。
また、湯口のすぐ脇が排湯口になっているので、新鮮な湯は浴槽の中を廻らずに捨てられてしまう残念な作りでした。
── DATE ──────────────────────────
◆峩々温泉(ががおんせん)
住所:宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々1
電話:0224-87-2021
時間:10:00~14:00
休み:
料金:1,000円
泉質:ナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉
訪問:08年9月中旬
■温泉 都道府県別 INDEX