鼻を頼りに分け入り、少し行くと道らしいものが。
何処まで行けるのかと思い、ズイズイ進んでいったら、途中で砂利が崩れて道が完全消えてしまってます。
試しにフワフワする足元に恐る恐る踏み出してみたら、ズリズリが止まらない（冷や汗）
下は20m位の崖、滑落したらシャレにならないので、すごすごと戻って適当な浸かれる場所を探すことに。
（谷底を遡上する手もあったのですが、それはさすがに風向き的にガスが怖かったので）
まあ、流れる川は何処もほぼぬるめの適温。後は深さの問題です。
川底には大量の湯泥が沈殿していて、下手に踏み入ると足を取られて危ないので、慎重に慎重に。
一番適当っぽいところでも、座って尻が隠れる程度でした。
（← この辺）
あ、スコップ持ってくるの忘れた、と、ﾁｮｯﾄ後悔。
沈殿していた泥で泥パックとかやると、肌が物凄くしっとりスベスベです。
ただし、いざ上がるとなると、拭いても拭いても取れない。何回もタオルを絞って丹念に拭いても、乾くと残り泥で体中が真っ白に……（泣）
だって、流れてる川が既にクリーム・シチュー状態ですから。。
ここはいかにも人の手を付けられたというような痕跡が殆ど無いし、荒湯地獄のようにビールの空き缶ゴミ等も放置されたりしていないので、よりいっそう、野湯の醍醐味が感じられました。
── DATE ──────────────────────────
◆奥の院地獄
住所：宮城県玉造郡鳴子町
電話：
時間：
休み：
料金： ※野湯
泉質：
訪問：07年10月下旬
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