冬の間は完全に雪の下に隠れてしまう温泉です。
中に入ってみると、意外に館内は新しめでした。
毎年営業開始前に300万円くらい修繕費にかかってるそうです。
お風呂は何処と何処と何処にありますから、全部入っていってくださいねー。
──と、こういう事言ってくれるのは嬉しい。
知らずに入りそびれることって、たまにあるんですよね。
湯は基本的に美しい薄白濁色で、浴槽によって色や温度にビミョーな違いがあり、弱めのゆで卵臭が漂ってました。
各風呂は源泉は一緒だけど、それぞれ湯窯が違うとかなんとか。
飲泉してみると、クセが無く、ツルッとして飲みやすい。
何杯でもいけそうな感じでした。
どの湯船も良い感じで、何処に入ってようか迷ってしまうのが難点ですが、目の前の山肌に残る雪を見ながら、のんびり気分に浸れました。
「冬に閉ざされる湯にハズレ無し」の格言通り、絶品の湯でした。
──── DATA ────────────────────────
◆元湯 猿倉温泉
住所 青森県十和田市奥瀬猿倉一番地
電話 0176-23-7500(冬期休業中0176-23-2030)
時間 10:00〜18:00
期間 4月下旬~10月末(期間中無休)
料金 500円
泉質 石膏硫化水素泉
訪問 06年6月初旬
■温泉 都道府県別INDEX
───────────────────────────────