お風呂は旅館を挟んで、異なった泉質のものが左右にあります。
まず、入って右側にある硫黄泉から。
「温泉成分により、足元が滑りやすくなってますので──」
っていう注意書きがありましたが、2〜3度コケそうになりました(汗)
ところが、入ってみると浴感は特にヌルヌルするわけでもないのが不思議・・・。
内風呂も露天も温度はチョット熱めの、濃い白濁色で、もの凄い量の湯の花が舞い散っておりました。
コレが体中にまとわりついて幸せ〜。。。
露天は思ったよりも狭く、6〜7人程度でしょうか。。。
熱くて立ち上がると、突き刺すような吹き下ろしがあたって、めっちゃめちゃ気持ちいいっ!
真夏にお風呂から出てすぐにキンキンのエアコンの風に当たってるような感じ。
(写真が無いのが惜しまれる……)
次は反対側にある、酸性緑礬泉の露天風呂です。
一旦外に出て、3〜4メートル程離れた別棟の湯小屋に向かいます。
人気が無いのか気が付かないのか、こちらは随分と空いてます。
温度はちょうど良く、匂いが… 銅臭っ!
十円玉を鼻にくっつけてるような感じです(笑)
お湯に浸かっている部分の岩とかが、銅褐色にギラギラ光っていたのが印象的でした。
これが“薬湯”と言われるだけあって、如何にも身体に良さそう
ただ、「失敗したな〜」と思うことは、こっちの湯を後回しにしてしまったこと。
車に乗ってしまってから気が付いたのですが、身体が銅臭い…(泣)
硫黄臭は好きですが、銅臭を持ち帰るのはちょっと……。
飲泉所もありましたが、
「飲用後すぐにコーヒーや紅茶は飲まないで下さい」
と書かれていました。
ちなみに、こっち側のお風呂は、カランが一対だけしかありません。
(再訪記はこちら)
── DATE ────────────────────────────
◆鷲倉温泉 高原旅館
住所 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1番地
料金 600円
泉質 酸性緑礬泉、弱硫黄泉
訪問 05年10月
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