塩原温泉で一般公開されている数少ない共同湯のひとつです。
ここは駐車場が無いので上の道に路上駐車するようになってるみたいです。
この辺りだけ路肩が広くなっているので、皆そこに駐めるようです。
場所は若干分かりにくいけど、同じ共同湯の『寺の湯』の真向かい、食堂の横の石段を下りていきます。
数えなかったけど、たぶん50段くらい? 民家や旅館の間の狭い路地を縫うように降りていきます。
入り口の所のポストに入浴料300円をちゃらんと入れて入浴。
小綺麗で感じの良いところでした。
以前は混浴だったそうですが、現在は完全に男女別になっていて入りやすいです。
湯はほんのり緑がかった真珠のように輝く滑らかな白濁色。で、とにかく熱い!
先客がいて、もう随分と長い時間ホースで水を差してるって言ってたけど、足を浸けることも、掛け湯すら出来ませんでした。
何とか入れる湯加減にまでなりましたが、身体全体を浸けると、意外とそれほど熱くない。
実は足だけがピリピリしてたんですね。なんせPH2.4の酸性泉ですから。
まあそれでも、猛烈に温まってくることに変わりはなく、長湯出来るような代物ではありません。
入って出ての繰り返し。
味は弱いレモン系の酸味で、硫黄臭と言うよりも若干ガス臭のようでした。
この辺が万座とかの硫黄臭とはまた違った臭いなんですね。
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◆塩原新湯温泉 むじなの湯
住所 栃木県那須郡塩原町大字湯本塩原42番地
電話 塩原温泉観光協会(0287-32-4000)
時間 6:00~18:00
休み 不定
料金 300円
泉質 酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
訪問 06年9月中旬
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