小日向のコルを過ぎるとすぐに大きめの池みたいなのがあり、コルよりこっちの方が広くて休憩には良いかも。
2009年の大崩落のため新しく作られた道だそうで、こんな流れる沢の中を登っていくような所もありました。
ガシガシ歩いて行けるくらいの深さしかありません。
雨とか降ってたらどうなるかはわかりませんが……
サンジロ到着。
気分的には小日向のコルよりサンジロの方が中間地点って感じです。
何故かといえば、この先一気に道が悪く歩きにくい所ばかりになって時間が掛かるのですよ。
特に私のような初級者にとっては…。
サンジロの所には綺麗な沢があり、みんなここで給水してました。
やや苦みのあるミネラル豊富そうな美味しい水でした。
このルートでは途中で給水出来そうな場所は沢しかないので、雨が降ってたら辛そうです。
給水しながら、ふと先を見ると、なんか急な上り坂が見えます。
あれ登るのヤダなぁ~ とか考えてると自然に休憩時間が長くなってしまう…
急登は意外と短く、その先からは段々と細い道が多くなってきます。
谷側に傾いてる道もチラホラ……
最初の雪渓が見えてきました。
雪渓の厚い時期は上部を通れるけれど、雪渓が少なくなってくると、段々下の方へ迂回させられるようです。
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道を赤ペンでなぞってみました。
(ルートは右から左へ)
右側部分アップ
この雪渓上はスプーンで掬ったように段々になっていたので、とりあえずアイゼン無しでも普通に歩けました。
ちなみにこの山でよく聞く「ベンガラ」ですが、今年は雪渓上にベンガラでルートは書かれてません。
黒く見えるのは足跡だけです。
起点と終点にあるペンキマークが目印。
また、雪渓上をまっすぐ渡れない所は赤旗が立ててありました。
雪渓ばかりに気をとられてると、こんな道も出てきます。
(渡ってから振り返って撮った)
ちなみに谷側は崖っぷちで道幅は片足分。
3~4歩で渡れますが、ちょうど虫が顔にまとわりついてバランス崩しそうに…
マジで落ちるかと思いました。
(ルートは右下から左上へ)
雪渓歩きしてるというのに、この辺りはまだまだ蒸し暑いッス。。
その3へ続く・・・