只見川対岸にまるで古遠部温泉を彷彿とさせるような堆積物の塊が見えてきます。
休憩スペースが全面畳張りでとても清々しい空間でした。
男性脱衣所は自動(閉)扉になっていたりと、面白いギミックもありました。
(きっと閉めない人が多いんだろうな~)
湯は非常に熱く、豊富に流れてくる源泉は、なんと9割近く(?)は浴槽の横を素通りして、そのまま只見川へとザブザブ廃棄されています。
それだけ湯量を絞っていてもまだ熱いくらいですが。
それにしても、勿体ない……
ちなみにここは混浴で、脱衣所は男女別に分かれていても浴槽は一つです。
これだけ湯量があるなら、露天を造るとか男女別浴槽を造るとかすればいいのに……
と言う要望も寄せられているそうですが、男女別浴槽を建て増しするには建築費だけでも5千万円近くかかるんだとか、そういう呟きが貼ってありました。
5千万円あれば、ギリギリ都内に4LDK駐車場付きの建て売り一戸建てを買える金額です。
共同浴場の増築ってお金がかかるんですねぇ。
小屋の外には析出群
── DATE ──────────────────────────
◆湯倉塩温泉 共同浴場
住所:福島大沼郡金山町本名上ノ平
電話:0241-54-5111(金山町役場)
時間:7:00~20:00
休み:
料金:100円以上(協力金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
訪問:10年4月中旬
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