【吾野駅 → 大高山 → 天覚山 → 笹尾根 → 東吾野駅】
山に目覚めたというわけではないのですが、ちょっと思うところあって山を歩いてきました。
これまで山歩きなんて学童遠足くらいです。
ちょっと不安なので、平日・単独だし、とりあえず近場の低山から。
その先に温泉が無いのでイマイチ気合いが入ってないですが、とりあえず来年春までを目安に、機会があればこれからも幾つか登ってみようと思ってます。(無雪、好天、の日帰りに限りですが)
で、最初に選んだのはここ、埼玉県の飯能方面に位置する大高山~天覚山。
駅からすぐ登れる低山なれど、入山する人が少なく鄙びている為、ワリと荒れていて変化に富む退屈しないコースだそうです。
▽9:20
西武秩父線の東吾野駅に車を駐め、電車で1駅目の吾野駅。
降りてすぐのところから、用水路かと思うようなトンネルを潜り、駅の裏側に出たところから登山口スタートです。
登り初めから薄暗く狭い斜面、所々貼られたロープに掴まらないと滑りそうな場所があったりしながら、高度を上げて行きます。
行く先々、倒木がそのままになっているところが何カ所もあり、「ああ、本当に鄙びた山だなぁ」と思うことしばしば。
ちょっとした岩場や鞍部を越えたり、手を付かないと無理な場所もチラホラ。
確かに退屈しないコースです。
▽10:50
で、ここが大高山の山頂。
解ってはいましたが、南を向いても、北を向いても、全く眺望がありません。しかも狭っ!
▽11:00
特に感慨もなく次へ向かいます。
ここから先も、尾根道も含めて全て、全くと言っていいほど眺望はありません。見渡す限り高い針葉樹で覆われ、日が当たらなくて薄暗いのですが、かえって涼しくて良い感じです。
何回か細かい登り下りを繰り返し、一旦林道を越え、最後の岩場を登って、もうすぐ天覚山の山頂です。
▽12:25
こちらはベンチが置かれ、南側だけですが展望が開けていました。このコース初めての、そして唯一の眺望箇所です。
それにしてもここまで約2時間、誰にも会ってません。確かに人気の少ない山です。
今朝乗った電車の中には、あんなにハイカーが沢山居たのに。
ともあれ、ここでお弁当にして、しばし休憩。
▽13:00
下山開始。下山路は山尾根コースと沢沿いコースに分かれているので、沢沿いコースを選びます。
シダ藪が覆い茂り、近付かないと見分けが付かないレベルの細い道で、気を抜いたら滑って転けそうな砂利下りがしばらく続きます。
▽13:40
やがて枯れ沢のような道になり、最後は並木道のような長閑な所を通り、東吾野駅に到着しました。
── DATE ────────────────────
山名:大高山 (おおたかやま):標高493m
山名:天覚山 (てんがくさん):標高446m
登り標高差:308m
所要時間:4時間20分(休憩含む) 実歩行時間:3時間45分
参考コースタイム:3時間55分(休憩含まず)
地域:埼玉県
07年11月中旬
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