那須湯元温泉街の外れの目と鼻の先にある一軒宿。
砂利の駐車場に車を駐め、さらに寂しげな砂利道を歩いていくと、何処の震災現場かと思うような倒壊寸前の建物が見えてきます。
本館(?)で料金を払い、向かいの建物へ、そこから下へ降りる階段は意外にもしっかり作られていました。浴室へのアプローチだけはリフォームしてあるようです。途中の廊下も洗面所もワリと綺麗でした。
板の簀の子が敷き詰められた浴室に二層に分かれた湯船。
湯の見た目は似ているけど「鹿の湯」とは別源泉です。
真ん中の仕切りの向こうとこちら側各々、生源泉と加温源泉の蛇口が設置されていてセルフかけ流し式。
この日は奥側が熱めで緑っぽい白濁、手前側がぬるめで青味を帯びた灰白濁になっていました。
少しすえたような硫黄臭で、味はえぐみのある苦さ。
── DATE ──────────────────────────
◆老松温泉 喜楽旅館
住所:栃木県那須郡那須町湯本181
電話:0287-76-2235
時間:8:00〜20:00
休み:
料金:500円(1時間以内)
泉質:弱アルカリ泉
訪問:07年4月下旬
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