まずこの建物です。
このノスタルジックな雰囲気がいいんです。
雑誌とかでも時折掲載されているのは見かけますが、ホント、写真のまんまです。
が、しかし、いざ旅館まで辿り着くと、玄関口はあの写真の面影が無くて、一瞬「おや？」とか思ってしまうような佇まいです。
裏側から見ればちゃんと、その通りの佇まいがあるんですが……。
愛想のない若旦那(?)に料金を払い、如何にも山間の建て増し旅館っぽい、長いアプローチを歩いてお風呂に向かいます。
ちょっと開いてる部屋を覗かせて貰いましたが、客室と廊下との仕切りは障子だけなんですね。
男湯は手前に仕切りがあるものの、かなりテキトーです(汗)
向こう側が女湯、こちら側が男湯になっています。
脱衣場に入って、約1.5m程で湯船です。
かなり狭いので、ここで着替えるのは同時に二人程度が限界でしょう。三人同時だと、一番外側の人はきっと、入り口の所からハミ出してしまいます。
その狭い脱衣場の半分くらいのスペースで掛け湯をして、湯船に浸かります。
カラン等は何もありません
湯は無色透明で、綿埃のような湯の花(?)が細かく舞っていました。
鼻を近付けると、ほんのりゆで卵汁の香りがします。
お風呂から向こう側に見える赤い橋は、来る時に通ってきた橋です。週末なのでけっこう車が通るのが見えます。
── DATE ────────────────────────────
◆温湯温泉 佐藤旅館
住所 宮城県栗原市花山本沢温湯8-1
電話 0228-56-2251
時間 10:00〜17:00（休前日は〜15:00）
休み
料金 大人500円 子供300円
泉質 塩化物泉
訪問 05年10月下旬
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