ここへ行くまでのアプローチが凄い。
すれ違い困難な狭路、崖っぷち、見通し悪く、ガードレール無し、エンジンが唸るような急斜面。
そんな道が延々続きます。ケータイも圏外、ナビも追いつかないくらいの所です。おまけに『熊出没注意』。
（道路工事が進んでだいぶ通りやすくなってきてるようです）
小型車でも僅かにアプローチをミスすれば曲がりきれない急坂急カーブ。一応そこにはスイッチバックのやり方を描いた標識が立ってました(笑)
私も上りは一発で曲がり切れたのですが、下り(帰り)は切り返すハメに…。
無事到着した人の中には「もう二度と来たくないよ……」なんて溜息も聞こえてきました。
さて、駐車場からは歩きです。
揺れる吊り橋を渡って、、、、また上り坂です。
駐車場から宿まで物資を運ぶリフトなんかも設置されていました。
宿の玄関先で料金を払い、更に上っていくと、手前に女性用露天、その上に混浴露天があります。
そしてまたその上に更にもう一つ混浴露天がありました。
マイルドな硫黄臭と弱い酸味、白濁の中に塵のような湯花が舞っています。湯温は適温。
景色が素晴らしい！
沢を挟んだ向かい側にそびえ立つ、切り立った岩肌。今にも崩れてきそうな迫力満点。
「落石がありますので川に降りないでください」なんて注意書きがあったので下を覗き込んでみると、なるほど崖下の川も白濁して温泉として入れそう。
雄大な景色を見ながらの白濁泉は気分サイコーでした。
帰りは下り坂だしね。
あ、ちなみに宿で買うと缶ジュース1本180円ですので気を付けて。
── DATE ────────────────────────────
◆姥湯温泉 桝形屋
住所 山形県米沢市大沢姥湯1
電話 090-7797-5934(冬期は0238-35-2633（姥湯温泉案内所))
時間 4月下旬～11月上旬 9:30～15:30（日帰り入浴は露天風呂のみ）
休み 期間中無休
料金 500円
泉質 含硫化水素酸性緑ばん泉
訪問 06年10月中旬
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