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蕨山・有間山 〈埼玉県〉 その2

その1からの続き



さて、この後はまた断続的な急登の繰り返し。
登りってぇと急登しかないのかここは!?



有間山(橋小屋ノ頭)到着です。
展望もなければ何もない場所です。



標高は蕨山より若干高い。


ここから先はようやく下りメインの道になります。
しばらく行くと一面丸坊主の山肌が……

伐採された木が次々とリフトで運ばれていました。

 
今回の行程で、伐採箇所からの見晴らしが一番良かったってのがなんとも……。





なんか綺麗な道だったので一枚。



しばらく下ると登り返しが出てきます。

やはり例に漏れず急登です。



滝入ノ頭。
滝へ下る道標が出ていたのですが、どの位かかるか書いてないし、地図にも道が載ってないし、やめとこ。



こう見えて結構な急降。
次の一歩がなかなか見つからないところもしばしば……。



ややザレ気味の急降。
ロープがなかったら降りれません(><)



送電線鉄塔の足下を横切ったすぐ先が鳥首峠。



小さな祠があり、非常に寒くてうら寂しい感じの場所でした。



暫くは杉林の薄暗い九十九折れを下り。
この辺りからやや膝が辛くなってくる……。



遠くからみたら、ポケモンを模した何かが祀ってあるのかと思ったら、ただの木の根っこ。



あれ? 地図によるとこんな所に沢は無いんだけど……
でも一応案内板はあるし、道は付いてるし……もう少し先まで行ってみよう。


この廃屋を過ぎた辺りで一旦道が消え、広場の先に道らしきところが5箇所くらい出てきます。
しかも、今まであれほどしつこく付いていた案内標識がここへ来てパッタリ無くなります。

おかしいな。そう言えばさっきの沢を渡るだいぶ手前に、分岐が一本あったはず!


だが!

ハズレでした。

登りきったところで終わり。

んじゃあ、もう一度戻ってきて、さっきの広場の先を順番に潰して行くしか無いかも……
こういうとき1/50000(山と高原の)の地図だと感覚が解りません。

案内標識が全くない上に、うるさいほどに作業用の矢印が付いているので、ついついそちらへ釣られてしまいそうになります(T T)

 
↑ こっちもハズレ。         ↑ この道もハズレ。祠の先で道が消える。

 
↑ これも駄目            ↑ こっちも行き止まり



ここが正解!

地図の「ガレ場あり」の表記を鵜呑みにして、どうしてもガレ場を通らないといけないのかなと思ってしまったのが迷いの要因だったのかもしれません

一番駄目っぽく見えた先が繋がってました(><)
念のために1/25,000の地図も持ってきておけば、もっと地形を確認しやすいし、もう少しマシだったかも……
これが里山の罠ってことですね。

でもまあ、野湯を探すときと似たようなノリで、ゲーム感覚で楽しい感じもしなくもない。


↑ 実際はこんな感じでした。(うろ覚え)
沢(青線)と道(赤線)



平行して作業用モノレールが走るようになり



工場の事務所脇の階段を下りると、ようやく車道へ出ます。


ここからが長い!
鳥首峠から駐車場まで実歩行時間でみると1時間50分位かかってます。

既に疲れてるってのを差し引いても、地図のコースタイムを見ると、いくら下りとはいえ
約4.3km(約1/3が登山道)を1時間15で書いてありますよ。
これって、通勤で平坦な舗装路を歩く女性の速度とほぼ同等ですね…(汗)



── DATE ────────────────────
蕨山・有間山(橋小屋ノ頭)
標高:蕨山 1044m(登り標高差:824m)
    :有間山(橋) 1163m(登り標高差:944m)
所要時間:9時間05分(休憩含む) 実歩行時間:7時間30分 (迷い含む)
地域:埼玉県
09年06月中旬

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