ということで、駐車場から約1時間30分歩いて辿り着いた本沢温泉の山小屋。
ここで料金を払い記念入浴券を受け取って、更に登山道を5分ほど歩いて野天風呂へ向かいます。
山頂を目指す人も先に料金を払っておいた方が便利でしょう。
山小屋を過ぎると、そこから先は本格的な登山道になります。僅か5分程の道程とはいえ、石ころもゴロゴロしているし、温泉到達間際の道は急傾斜で結構滑りやすいです。
登山道から案内板に従って脇道に逸れ、程なくすると温泉が見えてきます。
“通年営業の露天風呂”としては日本最標高2,150m。
傾斜面に木組みで作られた、3~4人も入ればいっぱいの小さな浴槽。
混浴ですが、脱衣所的な物等一切無いおおらかな野天です。
濃い白濁の湯にマイルドな硫黄臭。舐めてみると薄い酸味と僅かな苦み。
ややぬるめですこぶる気持ちの良い、予想以上に極上のひとっ風呂でした。
標高の高い爽やかな風、脇を流れる沢の音も耳に心地よく、時間の経つのを忘れてしまう……。
思わず長風呂してしまいました。
続く・・・。
── DATE ──────────────────────────
◆本沢温泉 野天風呂 雲上の湯
住所:南佐久郡南牧村海尻 国定公園内
電話:0266-72-3260(茅野市事務所)
時間:
休み:
料金:600円
泉質:硫化水素泉
訪問:08年9月上旬
■温泉 都道府県別 INDEX