【芦ヶ久保駅 → 雌山 → 雄山 → 浅間神社 → 芦ヶ久保駅】
山登り二つめは「二子山」です。 ↓ これは山頂付近からの景色
さて、前回の山はあまりにもあっけなかったので、今回はちょっとだけレベルを上げてみました。やはりここも「人の少ない山」だそうです。そう聞くと行ってみたくなるあたりは、秘湯巡りと似たような気分なのかもしれません。
▽9:15
芦ヶ久保の道の駅に車を駐めると、二子山への登山道がすぐ目の前にあります。
横瀬川沿いから西武鉄道の下を潜り、登山道へ入ると、最初は割りと狭く荒れた道が続きます。
▽9:50
沢沿いの、石がゴロゴロした道を上り、何度か橋を渡ると、豊富に湧く水場(↓)に。
が、登り始めてまだ30分ちょいしか経っていないため、この湧き水の有難味もそれほど感じることなく。
水場を過ぎると、本格的にキツい登り坂に。 岩場のため足元も不安定で、なかなか息が上がります。
運動不足の足に乳酸が溜まる溜まる。
▽10:35
立ち休みを繰り返しながら何とか登り切りると、ようやく視界が開け、尾根道に辿り着きました。ここでとりあえず一服です。
しばらく快適な尾根道を進んでいくと、またまた急登。 鎖場ならぬ、ロープが張ってありました。
しかしこのロープ、ほつれてるところもあったりと、イマイチ心許ない。 木の根を掴んで登った方が安心出来るような気が……。
ロープの役目はどちらかと言うと、登降のサポートよりも、左右への転落防止の役目の方が大きいかも。
▽10:55
二子山、雌山の山頂に到着しました。 ここまで誰とも出会ってません。
山頂は開けているものの、眺望は良くないので、もう少し先の雄山に向かいます。
登山道がいきなり途切れた? と思ったら、岩場に掴まっての下りです。 ほんの4〜5m位ですが、入門者の私にとってはちょっと躊躇モノです。
でも、木の根が良い塩梅で突き出ているので、意外と大したこともなく。ホッ。。
▽11:05
二子山、雄山の山頂に到着しました。
ちなみにガイド本によると、ここまでのコースタイムが2時間30分。 で、実際に掛かった時間が1時間50分。コースタイム...おかしくない?
雄山山頂からは、西側のみ眺望があります。 が、辺りを見回してみると、数十メートル先にもっと眺めの良さそうな所が見えたので、そちらに行ってみることに。
大きな一枚岩のてっぺんには、スッポリ丁度良く座れるポイントがあったので、ここで昼食。
天気も良く、ポカポカの日溜まりの中で、1時間近くのんびりしてしまいました。
(向かいに見える高い山は武甲山)
▽12:00
下山開始。
さっきビビりながら降りた岩場を今度は登り、一旦雌山まで戻り、登りルートとは違う浅間神社コースという方へ下って行きます。
細かい急登降が所々あるものの、快適な尾根道がしばらく続きます。
▽12:50
小さな祠のある浅間神社です。
少し広くなっていて眺望が開けているので、ここで小休止。
浅間神社を過ぎると、後は滑りやすい急降をグングン下っていきます。
目の前に倒木郡が現れたところで、一瞬戸惑う……。
「あれ? 本当にこの道で良いのか……? でも、途中に分岐は無かったしな………」
と不安になるような荒れた道。 しかも落ち葉で踏み跡は見えず、道そのものまで隠れちゃってます。
ここで初めてコンパスが役に立ちました。
この先、トラバース路が埋まりけかけてるような所があって、ちょっとビビったりしながら下っていきます。
やがて沢に差し掛かり、鳥居が見えてくると、登山道も終わりです。
一旦国道に出て少し歩き、道の駅に戻りました。
△13:50
── DATE ────────────────────
二子山 (ふたこやま)
標高:883m(登り標高差:580m)
所要時間:4時間35分(休憩含む) 実歩行時間:3時間30分
参考コースタイム:4時間10分(休憩含まず)
地域:埼玉県
07年11月下旬
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