ということで、今年の「初湯め」はこちら。
埼玉県の寄居町、町から外れて山道を登り始めてすぐのところにあります。そのわりには鬱蒼と木々に囲まれ、意外な程ひっそりと静かな佇まい。とても良い鄙び加減の民宿でした。
どんな山奥に来たのかと錯覚すら覚えるくらい落ち着けるところです。
愛想の良い女将さんに案内され、宿の奥を抜けた別棟に向かうと、階段を降りた先に小綺麗な湯小屋。
大きな岩がドカドカと積み上げられて、一見すると露天みたいですが、囲いも天井も付いています。
しかし、明るい色の塀と半透明の高い天井、湯気抜きもしっかり出来ているので、開放感はかなりあります。
窓からの景色も悪くないし。
湯は成分量が若干足りないということで、所謂“温泉”ではありません。
湧出量も少なくジェットバスで循環してるので、多少の残留塩素臭はしますが、それでもスベスベとしてとても優しい湯触り。居心地も良く、何気に長湯してしまいます。
ちなみに、館内にある内風呂は故障中＆準備中で、暫く使われてないようです。
お風呂上がりには丁度お昼時ということもあって、45畳の大広間で昼食。
手打ちの太麺で、小麦粉の濃い味がしっかり出てる埼玉名物のうどんです。山菜うどん840円也。ちょっと高いかな？
結構量多めでガツンとくる量ではありましたが。
そうそう、帰りにオマケでカレンダーを貰えました。
──── DATA ────────────────────────
◆鉱泉民宿 かやの湯
住所：埼玉県大里郡寄居町秋山480
電話：0493-82-1260
時間：10:00〜20:00
休み：
料金：500円
泉質：温泉法上の温泉に該当せず
訪問：07年1月中旬
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