※2010年5月5日で廃業
ココは温泉郷のワリにはそ、れほどゴチャゴチャしていなくて、落ち着いた風情を感じられます。
内風呂は熱めのお湯がドバドバとオーバーフローしているものの、いかんせん湯気がこもってムンムンしてます。
一旦扉を出て、違う扉から露天に向かいます。
入り口の扉にマジックで殴り書きされている「露天風呂」の文字がなんとも…。
露天へは洞窟風呂の中を通っていきますが、この洞窟、中で左右に分岐していて、意外と面白い… て言うか、横道の真っ暗な中に誰か潜んでいても見えないな・・・なんて考えると、ちょっと怖いです。
その先に渓流沿いに突き出した小振りな露天風呂が…。
手前は石製で3~4人程度、その向こう側にくっついて木製の2人程度の浴槽があります。
それにもまして、この宿の敷地内ではありますが、対岸からまる見えなので、手前側に葦簀が下がっているものの、人が多い時期等はどうでしょう…。
本気でつり橋っぽいつり橋は、実は、予約制の「お抹茶風呂」へ行く時に渡ります。
これはなかなか、下手に渡るとユラユラ揺れておっかないです。
どうしても怖くて渡れない人は、エントランスの頑丈な橋から回ってくることも出来ますが。
それにしても、こんな広い敷地内に私以外の客影が全く見えなかったのは、何となく寂しげで薄気味悪くて素敵です。
そう言えばここって、小説「伊豆の踊子」の舞台だったらしいですね。
── DATE ────────────────────────────
◆河津七滝温泉 つりばし荘
住所 静岡県賀茂郡河津町梨本433-2
電話 0558-35-7511
時間 11:00~15:00
休み
料金 1,000円
泉質 単純泉
訪問 05年12月下旬
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