【奥多摩駅 → 安寺沢 → 大休場 → 本仁田山 → 瘤高山 → 大根ノ山の神 → 鳩ノ巣駅】
前回の山でもまだだいぶ余裕があったので、またもう少しレベルを上げてみました。
山登り3個目にしてようやく1,000m越え、標高差も増えて881mです。
季節的にそろそろ雪もこわいので、適当な山を探すのにも一苦労しました。
今回登ったのは、東京都は奥多摩にある本仁田山。やはりマイナーと言われる山だそうです。
余裕があればメジャーな川苔山(川乗山)まで足を伸ばすつもりもあったのですが、靴下を忘れてしまい、緊急用に車に積んであった薄手の靴下を使わざるを得なく、不安なので諦めました。
と言うことで、鳩ノ巣駅に車を駐め、電車で二駅の奥多摩駅からスタートです。
▽8:05 奥多摩駅を出発。
暫くは渓流沿いの舗装された道を歩きます。林道に入ると意外に勾配がキツいのですが、舗装されているものだからついついペースも上がってしまい、余計にキツく感じます。
▽8:45 安寺沢登山口。
取り敢えずここで再度身支度を調え、靴紐を締め直し、一服。
この先、最後の民家の軒先を越えると、本格的な山道の始まり。
細かく葛籠折れになった登りが延々続きます。しかも、石ころが結構浮いていて滑りやすい。
単調な登りは、立ち止まる以外休む暇もなく、まるで、これは何かの修行か? なんてな気分になりながら、ひたすら登ります……。
▽9:25 大休場。
ようやくちょっと開けた場所に出たところで、とりあえず一休み。
天気は良いけど風が冷たい。1枚着ようか脱ごうか迷うところです。
ここから先はずっと尾根道歩き。キツい登りが延々続きます。
しかも、案の定、靴下擦れを起こしてちょっと指が痛いです。
(後から知ったのですが、ここは奥多摩三大急登の1つだそうです。先に知っていれば選ばなかったのに・・・)
▽10:25 山頂。
結局、ずーっとキツい登りのまま、ポンと山頂に到着しました。
参考コースタイム駅から2時間30分に対して2時間20分でした。
山頂は日当たりも良く眺めも良いので、適当な丸太に座って、ちょっと早いけどお弁当タイム。
▽11:20 下山開始。
瘤高山までは15分ほどで到着。こちらは狭いし日当たりもあまり良くないので、写真だけ撮って↓ すぐに移動。
下りルートは時折滑りやすい急降があるものの、全体的にはとても歩きやすく、ぐんぐんペースが上がります。まさに、飛び跳ねながら降りていく感じ。
結構霜柱の立っている所も多く、歩いてきた道を振り返ると自分の足跡が転々と…↓
川苔山からの道と合流するあたりではカモシカも見かけたりもしました。
そして最後の急降、というより、もはや滑り台のよう……。 滑って降りた方が良いんじゃない? 登るときは大変そうだな……。(下から見上げるとこんな感じ↓)
▽12:40 大根ノ山の神。
瘤高山からここまで、写真を撮るためにこまめに立ち止まったりもしましたが、それにしてもちょこちょこ走ってたにもかかわらず、参考コースタイム55分に対して65分……。 結構無茶な設定じゃないですか?
大根ノ山の神を過ぎると、大きな石ころがゴロゴロして歩きにくくなってきます。
風も全然通らず蒸し暑いし、そのせいか小バエや蚊トンボみたいなのがウヨウヨ飛んでいてウザイかも。
▽13:15 鳩ノ巣側登山口。
10分ほど歩いて鳩ノ巣駅です。
今回はちょっと退屈な、ほんと、修行しに登っただけって感じがしなくもない山歩きでした。
今のところ三つ登ってみて、とりあえずコータイム内に収まってるし、特に酷い筋肉痛も出てないので、案外自分で思ってるほど体力は落ちてないのかもしれません。なんとか一安心です。
── DATE ────────────────────
本仁田山 (ほにたやま)
標高:1,225m(登り標高差:881m)
所要時間:5時間20分(休憩含む)実歩行時間:4時間05分
参考コースタイム:4時間15分(休憩含まず)
地域:東京都
07年12月上旬
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