日本最標高の温泉である「みくりが池温泉」のある室堂へ向かうには二つのルートがあります。
ひとつは立山駅からケーブルカー、専用バスを乗り継いで室堂まで向かうコースで、料金は往復4,190円。
もうひとつは、扇沢駅からケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで向かうコースで、そちらの往復料金は8,800円。
宇奈月から近いのは立山駅の方なので、料金も安くて済む立山ルートを選択しました。
立山駅前の無料駐車場に車を駐め、室堂までの往復券を買います。ちなみに、立山駅も朝一から売店や食堂は営業していました。
まずはケーブルカー。日本最大の傾斜角を誇り、その傾斜は26度~29度程もあるそうです。
下から見上げてもかなりの迫力。上から見下ろせば、まさに断崖絶壁です。
しかし、トンネルが長く、それほど景観を楽しむような感じではありませんでした。
そして乗車時間7分程で美女平駅に到着。
美女平からは専用のハイブリッド・バスで室堂へ向かいます。
ここから約50分の道程、名所毎にガイドを聞きながら、一気に1,500m駆け上がります。
座席は進行方向左側の方が良いでしょう。
で、ようやく到着しました室堂ターミナル。
夏休みでも紅葉シーズンでもない平日だというのに、ターミナル内は観光客でごった返していました。これがオン・シーズンだったらどんなことになるのやら……。
ちなみに、欅平駅と違って、こちらでは自販機がべらぼうに高いのでご注意を。
室堂ターミナルからは粗めの石畳を歩いて、みくりが池、地獄谷等を眺めながら、10~15分でみくりが池温泉に辿り着きます。
この時、街の気温が24度、室堂の気温が7度。その差17度! 風が強かったので余計に寒いです。
※服装などについては立山黒部アルペンルートオフィシャルガイドに詳しく書かれていますので、これから行く人は参照してみると良いでしょう。
続く・・・。
(07/09)