同じ源泉を持つ中宮温泉の4軒のうち、手前から2軒目に位置する旅館。
中宮温泉の3軒のうち、ロビーの雰囲気が一番凝っていた旅館。
宿泊したとしても、夜にここで落ち着いて談話できそうな感じです。
浴室内の雰囲気も全体的に木造調で、なかなか趣がありますが、窓の向こうが通りなので、歩いてる人からかなり見えちゃうのがちょっと……(汗)
浴槽は二層に分かれていますが、特に違いは感じられませんでした。
一旦着替えて、エレベーターで4階まで上ると、そこには視界の開けた露天があります。
二人も入ればいっぱい程度の小さな湯船ですが、奥深い山々の初夏の緑目映い景色を眺めながら浸かっていると、時間の経つのを忘れてしまいそう・・・。
ふと我に返り、帰ろうとするのですが、体を拭いていると涼しい風が火照った体に心地良く、ついつい離れられなくなってしまいます。
なかなか立ち去り難い一湯。
これらの中宮温泉の湯が、約半年もの長きに渡り冬季閉鎖されてしまっているのは、ほんとに勿体ない。
でも考えてみると、冬季閉鎖されている温泉って“当たり”が多いような気もします。
── DATE ────────────────────────────
◆中宮温泉 にしやま旅館
住所 石川県白山市中宮
電話 0761-96-7219(フリーダイヤル0120-86-7219)
時間 10:00〜15:00
休み 11月中旬〜4月下旬
料金 500円
泉質 含重曹弱食塩泉
訪問 06年5月下旬
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