人は本来 半夜行性・・・?

人の生活というのは、夜明けとともに起きて日暮れとともに寝るのが最も理想的で、人間の本能に合っている… と考えられているようです。そこまでは行かなくとも、普通に朝起きて、夜寝る… という生活体系を推奨しているものは沢山ありますよね。

さて、大抵の人は、朝は何かの為に無理矢理起き、夜は次の日の為に無理矢理寝ている節がありませんか? もし人間の“本能”というのなら、長い期間、なんの仕事も予定も、ましてや世間体も無しに過ごしてみるとわかると思います。
朝起きる時間は少しずつ遅くなり、それに伴って就寝する時間も遅くなっていくはずです。そしてある程度の期間が経つと、昼前くらいに起き出し、夜明け前くらいに眠りに就く… というパターンに落ち着く人が殆どのようです。

こうやって考えてみると、人間の本能というのは元々、「半夜行性」なのではないでしょうか?

それでも無理をして、何とか朝起きて夜寝る・・・としても、人間の体内時計というのは1日に24時間以上のサイクルで動いているということなので、時計のない環境で過ごしていれば少しずつズレてくるのは間違いありません。
それなのに目覚まし時計などで無理矢理目を覚まそうとするから、朝寝坊する人がいつまでたっても絶えないのではないでしょうか。

昼とか夜とか関係なく、人間の本来持っている体内時計に合わせて“1日の長さ”を決めてしまえば、寝坊する人も殆ど居なくなるのでは……?
などと、身勝手に思いを馳せてみたりしてます。