蕨山・有間山 〈埼玉県〉 その1

またもや、日が開いてしまいました。半年ぶりくらいの山です。



6月中旬、予報では朝から馬鹿っ晴れ、最高気温は27度を超えるとのこと。
こんな時期に低山里山なんてチョット暑いかなとも思ったけれど、遠いところへは行きたくない気分だったのでとりあえず行ってみました。
蕨山…… なんて地味な名前。そして地味にキツい山でした。



07:05 名郷P
09:25 蕨山展望台
09:35 蕨山最標高点
10:10 逆川乗越
11:15 有間山 橋小屋ノ頭
12:45 鳥首峠
16:10 名郷P




朝の7時前に駐車場へ到着。
有料で普通車平日500円、土日休700円。この先にも駐車場は沢山あるけど、ここが一番安いかな。

トイレも綺麗だし。


早速着替えて出発。涼しいというよりは少し肌寒いくらい。
快適快適……と、思いきや!
ハエの群れがずっとまとわりついてくるんです。

はらってもはらっても全然効果無し。虫コナーズでも持ってくれば良かったかも。

仕方なくタオルをパタパタクルクルしながら、チョイ急ぎ足で歩かなければならず、早速息は絶え絶え、汗ダラダラでした。
なんという罠……。
クマに注意というよりはハエに注意ですよ。



ほどなく林道も終わり、小さな橋を渡ると登山道の始まりです。



登山道へ入ると初っぱなから急登の連続です。
もう既に息切れしてるところで登り始めたものだから、よけいにキツイです。



そういえば昨夜は殆ど眠れなかったし、大丈夫かな? なんて少し心配になったり。



一段落登り終えてベンチ。
わりとこのベンチ、キリの良いところへ何ヶ所も設置されていて気が利いてます。



さらに急登は断続的に続きます。
地図には「急坂(危)」と記されていて、なるほど下りで使ったらおっかなそうな所が沢山ありました。


特に分岐など無いんですが、こういう案内板がしつこいくらいに設置されていて安心感はあります。

これが後に大きな罠になるなんて、この時はまだ知る由もありません。



トラロープ。
ここは使わなくても登れました。



時折木々の間からこんな景色が望めますが、基本、殆ど展望はなく景色もさほど変わらず。



尾根道へ出てからも急登は続き。相変わらずハエや小虫がちょこまかとまとわりついてきます。



最初の交差点。



展望台へ向かう道は広くてなだらかで気持ちが良い。


蕨山展望台。

わざわざ展望台というほど展望はよくない。
そしてここもハエの群れに占領されていました。そのうえ動物の糞があちこちに落ちてて臭い!



予報に反して道中はずっと曇っていたのでわりと涼しかったのに、ここに来て日が差してきたし、写真だけ撮ってそそくさと移動です。



しかも、こんな山名板が立っているのにもかかわらず、実は頂上はここではないのでした。



さっきの交差点まで戻り、有間山方面へ少し行ったところ。時間にして10分くらい。

木陰にベンチがあります。



ベンチの正面の、少しこんもりしたところ。
こっちが正真正銘の蕨山最標高地点だそうです。
木に覆われて展望はありません。



ハエと闘いながらしばし休憩した後、そのまま有間山方面を目指して一旦下り道。
わりと快適な道が続きます


逆川乗越に到着。
広場があって近くまで作業用林道が来てます。

作業用林道だから車なんて通らないと思いきや、騒がしいバイクの音が何台か響き渡ってました。
あれも作業車両なのかな??


ともかく、何故かここには殆どハエがいないので、東屋でゆっくりお昼御飯にしました。

結構風が通って涼しいので、上着を一枚着込むほどでした。


その2へ続く