沢沿いの山道をクネクネと走っていくと、市街からそれほど離れていないのに一気に山深い雰囲気に変わり、最後の数十メートルは車のすれ違いも出来ない細い道を進んでドン突きにある湯元館。
玄関フロアが畳敷きっていうのはなんかホッと出来て好きです。
館内は全体的に和風モダン基調な造りで、つい長居したくなるような落ち着いた雰囲気。
休憩出来る大広間や有料個室も用意されていました。
内風呂はかなり熱めの設定。
湯はうっすらと緑がかっていて白い粉のような湯花がチラチラと舞っています。
臭いは殆ど感じられず、浴感はけっこうヌルすべな感じ。
宿側では特にアピールなどしてませんが、カランや蛇口から出てくるのは冷たい生源泉です。
加熱してない源泉は微かな硫黄臭が感じられます。
露天はぬるめの設定。
温度の関係か、こちらはチリのような茶色の湯花も舞っていて、ほんのりモール臭。
湯口に鼻を近付けると輪ゴムの焦げたような臭いも若干感じられまました。
温度によって(?)こんなに臭いが変わる湯も珍しいんじゃないでしょうか。
入った瞬間は大したことないと感じましたが、なかなか離れられずついつい長湯してしまった、意外と奥の深い湯でした。
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DATE ──────────────────────────
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広田鉱泉 奥の湯 湯元館
住所:新潟県柏崎市大字大広田 770番地
電話:0257-25-3500
時間:10:00~19:00
休み:
料金:500円
泉質:低張冷鉱泉
訪問:2013年10月下旬
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