赤湯温泉 山口館への道

赤湯温泉 山口館と言えば苗場山への登山口にあり、山道を2時間近く歩かなければ辿り着けない山小屋の温泉です。
けっこうキツイって話を良く聞くので、標高図にしてみました。
こうしてみると意外とお気軽な感じがしてこなくもなくもない……



まず車でR17を苗場プリンスの脇から林道に入っています。
路面はフラットダートですが、それなりに幅は狭いです。
案内表示はしっかり付いてるので心配ありません。

 

↓15分程走ってこの分岐、左へ数十メートル先が駐車スペース、13台位は駐められそう。

 
右側が登山道入口でロープが張ってありました。


それにしても、駐車場から50m位離れた斜めになった木の上から駆け下りて、林道を横切って走り去ったあの、体長1.5m程の丸々した黒い物体はなんだったんだろう……
とりあえず熊鈴鳴らして出発です。

登山道と言っても、暫くは快適な林道歩きが続きます。
実はこの林道区間が一番見晴らしが良いかも知れません。

  
30分程歩いて、1本目の橋を渡ると、ここから約1時間半の本格的な登山道のスタートです。

  
手を付かなければならないほどの急な登りもあり。
なかなか高度感はあるものの、足元はしっかり固まっているのでそれほど怖くはありません。
ただ、快適に歩ける切り通しのような所は殆ど無く、常に足場は凸凹状態です。

 
登り続けて久しぶりに景色が開けてきたら、程なく「見返りの松」に出ます。

 
赤湯まで35分。唯一DoCoMoのmovaに限りケータイが使える場所です。
ここからは下り道。下りもけっこう急で、気を抜くと足を滑らせてしまいそうなところも……。


←それにしても登り始めてからずっと、すぐ横をヘリがひっきりなしに往来していて騒がしいったらありゃしません。
事故か何かあったのかな? と思っていたら……

急勾配を一気に下り、橋を1本越え…、2本目の橋が工事中でした。
さっきのはここへ資材を運ぶヘリだったんですね。

  
鉄骨コンクリートの頑丈な橋を架けてるんだそうです。
以前、雪で折れちゃいましたからね。

足場材で組んだ仮設の橋を渡ると、山口館の露天湯小屋が見えてきました。
手前に見えるのが女湯。



橋を越えればもう、山口館は目と鼻の先です。


続く・・・。