かずら橋から更に奥へ車で10~20分程、ちょっと険しい道をずいずい入っていきます。
周りの景色も大分秘境らしくなりました。
崖っぷちに建つホテルから眺める景色は足も竦むほどの谷底。
ここも露天風呂まではケーブルカーですが、かずら橋と反対にこちらは
下り。しかも、そのスケールはまるで違います。
全長250m、落差170m、転けたらそのまま死ねるほどの急斜面を降りていきます。
片道所用時間は約5分。
やはり自分で発車釦を押すのですが、こちらは係の人が親切丁寧に操作方法を教えてくれました。
て言うか、ここのスタッフは皆気さくで良い感じでした。
急勾配をスルスルと降りていき、下の駅舎が見えてきました。
そこから更に階段を3フロア分程降りて辿り着く湯小屋。
清潔感があり、空調の整った脱衣所からまた更に階段を降り、ようやく谷底の露天に辿り着くと……
そこには秘境の絶景が眼前に広がる微白濁の湯、そして仄かに鼻を擽るゆで卵臭。
そして、白濁しているので気付きにくいけど、しっかりと泡付きもあるんです。
ちなみにここの湯は、湯口で39度くらいとかなりぬるいです。
谷底を吹き抜ける風は冷たく、一度入ったら最後、勇気を振り絞らないと出られないほどのぬるさ。なので思う存分長湯出来ます。
でも、湯上がりはちゃんとポカポカしてくるので大丈夫です。
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DATE ──────────────────────────
◆ホテル祖谷(いや)温泉
住所:徳島県三好市池田町松尾松本367-2
電話:0883-75-2311
時間:10:00~17:00
休み:
料金:1,500円(内風呂は別料金)
泉質:単純硫化水素泉
訪問:07年2月下旬
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